日本認知科学会 知覚と行動モデリング(P&P)研究分科会
(一橋大学HIAS脳科学研究センターの協力で開催しました。)
社会に生きる我々にとって、環境との相互作用は、学習、意思決定、コミュニ ケーションなど、様々な認知活動に影響を与えうるものです。また、我々を取り囲む社会的な環境は、認知科学的な興味に留まらず、現実の社会との接点としてより広い分野と結びつく可能性があります。今回の研究会では、環境との相互作用をキーワードに幅広い内容の知見を講演いただき、認知科学が広い文脈で果たす役割と可能性を考える会としたいと思います。
このため、今回の研究会では以下のお二方による招待講演をお願いしています。
・ 開一夫先生(東京大学)
「誰のための相互作用研究? - 赤ちゃん学5.0」
・ 田中彰吾先生(東海大学)
「生きられた身体」による運動学習
- 身体図式と身体イメージの違いから考える」
また、一橋大学国立キャンパスでの対面開催を予定しており、ポスター発表を募集します。活発な議論と新たな発想がうまれる場としての研究会を目指しますので、構想段階のプロジェクトや今年度進行中の卒論、修論などの未完成の研究も歓迎します。また、ポスター発表賞も予定しています。
2年半ぶりの対面での研究会になります。
ぜひご参加をご検討ください。
参加申し込み、発表申し込みはこちらになります。
日時:10月21日(土) (13:00~18:00 予定)
場所:一橋大学国立キャンパス マーキュリータワー7階
https://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html
(上記リンクの34番の建物)
ポスター発表申込締切 :10月11日(ポスターのサイズはA0縦になります)
連絡先: 中谷裕教(事務局)hnakatani@tsc.u-tokai.ac.jp
(プログラムは決定次第、こちらに掲載します。)
以下の講演が決定しました(順序未定)。
・Shaofeng Zheng (一橋大学)
「Cultural Variations in Social Support
: Empathic Concern Matters」
・石川光彦 (一橋大学)
「乳児期からの文脈に応じた社会的行動の調整メカニズム」
・須藤美織子 (一橋大学)
「厳しいしつけが”愛”とされる文化における親の養育態度
ーシンガポールの家庭に着目してー」
主査:福田玄明(一橋大学)
幹事:横澤一彦(東京大学),田中章浩(東京女子大学),嶋田総太郎(明治大学), 川崎真弘(筑波大学)
事務局:中谷裕教(東海大学)
E-mail:hnakatani[at]tsc.u-tokai.ac.jp