日本認知科学会
知覚と行動モデリング(P&P)研究分科会
 「知覚と行動モデリング(Perception & Psychonomic modeling)」研究分科会(SIG P&P)では,知覚・行動における情報処理システム・脳システムのメカニズムを統合的に理解することを目指し,心理学・脳神経科学・社会科学・人工知能・ロボット工学などの多様なバックグランドを持つ研究者が集い,知覚と行動の認知モデルについて多角的に議論していける場を提供していきたいと思います。多感覚知覚・身体性/社会性認知・エンボディメント・コミュニケーション・意識・美感・ニューロエコノミクスなどの様々な分野と関連しながら,実験心理学や認知神経科学からのアプローチによる知覚・認知行動研究の新たな枠組みを創出することを目指します。


研究会を開催しました



日本認知科学会 P&P研究会を2018年3月15日(木)に開催しました。


【日程】
  2018年3月15日(木) 13:00〜19:00

【場所】
  筑波大学東京キャンパス 地下1階 放送大学多目的室2
  http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html


【プログラム】
12:30〜 受付
13:00 - 13:50 講演1 嶋田総太郎(明治大学)
      「自己身体認識における投射と逆投射 」
13:50 - 14:40 講演2 宮崎美智子(大妻女子大学)
      「幼児の自己身体地図を定量化する新たな試み〜顔部位の認識を中心として 」
14:40 - 15:40 ポスター発表 & コーヒーブレーク
15:40 - 16:30 講演3 永井聖剛(立命館大学)
      「(タイトル未定)」
16:30 - 17:20 講演4 川崎真弘(筑波大学)
      「精神状態を表現する脳波リズム」
17:30 - 18:30 ポスター発表 
18:30 - 18:40 閉会式 
注意 懇親会は中止になりました  

【ポスター発表】
1.徐?哲(千葉大学)・松香敏彦
「視線誘導と性格特性が顔の印象評定と観察行動に及ぼす影響」
2.座間拓郎(明治大学)・高橋芳幸・嶋田総太郎
「EEG-NIRS同時計測を用いた運動主体感の脳内情報処理解析」
3.陳子鶤(明治大学)・嶋田総太郎
「リカレントニューラルネットワークを用いた脳波の多クラス分類」
4.都地裕樹(明治大学・学振)・嶋田総太郎
「他者視線の印象形成に社交不安傾向が与える影響」
5.今泉修(東京大学)・今水寛
「行為と結果の連続におけるIntentional binding」
6.伊與木菜生(筑波大学)・川崎真弘
「強迫傾向による自己主体間に関する脳活動」
7.加藤正起(明治大学)・嶋田総太郎
「脳波を用いた両腕の運動方向分類器の開発」
8.白石壮大(明治大学)・嶋田総太郎
「共同作業における運動主体感の脳波計測」
9.齋藤五大(東北大学)・高橋玲央・行場次朗
「手の運動観察によって生起する「くすぐったい感覚」の検討」
10.猪股司(明治大学)・座間拓郎・嶋田総太郎
「脳波計測による代理報酬の時間周波数解析」
11.山本寿子(東京女子大)・河原美彩子・田中章浩
「情動と音韻の視聴覚統合プロセスは独立か」
12.相場邦宏(筑波大学)・宮内英里・川崎真弘
「うつ傾向に関係する脳波同期ネットワーク」
13.箕谷啓太(東京工業大学)・柏野牧夫
「自己生成される時間間隔に対する知覚精度低下は知覚と生成の共通性によって説明できる」
14.川崎真弘(筑波大学)・宮内英里・合原一究・安東弘泰・日野英逸
「ヒトの脳内状態の切り替えに関する脳波リズム」

注意 ポスターボードのサイズはA0 縦(W841×H1189 mm)です

【ポスター発表賞】
齋藤五大(東北大学)・高橋玲央・行場次朗
「手の運動観察によって生起する「くすぐったい感覚」の検討」
猪股司(明治大学)・座間拓郎・嶋田総太郎
「脳波計測による代理報酬の時間周波数解析」
相場邦宏(筑波大学)・宮内英里・川崎真弘
「うつ傾向に関係する脳波同期ネットワーク」



 組織

主査:川崎真弘(筑波大学)

幹事:横澤一彦(東京大学),喜多伸一(神戸大学),田中章浩(東京女子大学),永井聖剛(立命館大学),嶋田総太郎(明治大学), 北田亮(生理学研究所),宮崎美智子(大妻女子大学)


E-mail:brain.communication.lab[at]gmail.com


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